6月6日(木) 人材育成懇談会ご報告

6月6日(木)、小川健司氏をお迎えし、「AIを自社のpowerツールとして活用するための人材とは」をテーマに、これからのIT人材育成についての講演を開催いたしました。

AIやIoT技術の発達により、活用されるデータが質、量ともに変化する中で、各企業がどのように経営の舵を切っていくべきかを、人材の面を切り口に語っていただきました。

デジタル戦略の旗頭としてのCDO。ビジネスとIT戦略との融合のために業務分析を行う、ビジネスアナリスト。そして足りなくなるAIやIoT技術者を外部から獲得するだけでなく、社内の既存IT技術者を教育していくことで補っていくという、大きな見取り図を描いていただきました。

今回、新しい試みとし、会員様同士の懇談のお時間を設けさせていただきました。6人程度でテーブルを囲んでいただきディスカッションを行っていただきましたが、どのテーブルでも活発な議論が行われていました。AI技術ベンダーとユーザという立場の違い、製造業や医療、サービス業といった業界別の垣根を超え、混迷する時代の中でお互いが感じていることや想いを率直に語りある機会となったのであれば幸いです。

当倶楽部といたしまして、こうした双方向で発信しあう形式をより充実させていきたいと思っております。今後の活動をご期待ください。
※講演詳細につきましては、後日丸の内AI倶楽部公式ブログに掲載致します。

お忙しい中、講演内容につきまして入念なお打合せを重ねていただきました小川様、開催にご協力いただきましたWaseda AI lab様、そして、参加者の会員の皆さま、本当にありがとうございました。

 

<講演者略歴:小川健司氏> 
日本アイ・ビー・エム
 <SWプログラマー、SE、プロジェクトマネージャ、品質保証>
 ・長野オリンピックITシステムプロジェクトマネージャ
 ・サービス事業品質保証部長
 <マーケティング>
 ・IBMアジアパシフィック・SWマーケティング部長
 ・日本ロータス 開発/販売マーケティング部長
 <人材開発>
 ・日本IBM IT技術者人材開発(コンピテンシー開発)部長
情報処理推進機構(IPA)
 ・ITスキル標準センター長
 ・IT人材育成本部 本部長補佐
■その他
 ・PMP(Project Management Professional)
 ・ISO21500(プロジェクトマネジメントガイド)の日本代表